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欲求・怒り・嫉妬から自分を守れば不安や落ち込みにも苦しまない

マインドフルネス

生きていると感じる欲

私たちは生きていると様々な欲を持つ。
「もっと」「今以上に」「~が欲しい」
欲望には際限は無い。
ひとたび欲を満たすとまた新たな欲求が生まれる。
終わらない連鎖に引きずり込まれる。
もちろん、欲望はすべてが悪いわけではない。
健全な目標設定に繋がるならば、欲求は人生を豊かにする側面もある。

生きていると感じる怒り

だが、この欲求が過剰に働きそれが満たされない状態が続くと人間の感情的な反応が生じるようになる。
このとき主に生じるのが「怒り」の感情である。
こうして生じた怒りは負のループを引き起こし、どんどん強い感情となっていく。
それはやがて破壊的な行動に繋がることもある。

生きていると感じる嫉妬

他人を羨むこと、欲しいものを手に入れたい。
こうした欲求は嫉妬に繋がる。
嫉妬も私たちに強い感情を生起させる。
それは怒りのこともあれば、不安や落ち込みといった形をとることもある。
嫉妬に振り回されても

生きていると感じるもの

欲求、怒り、嫉妬。
これらは生きていれば普通に感じるものである。
人間として生きるならばこれらの苦しみからは逃れられない。
多くの人がこういった苦しみと戦って生きている。
周囲に強いネガティブな感情を引き起こすような人物はいないだろうか。
そのような人物もこうした苦しみと戦っている。
それはその人を許すことにはつながらないかもしれない。
だが、一歩引いてみることで私たちに引き起こされた感情は弱まっていることに気づくだろう。

怒りの業火の果てにあるもの

欲は怒りを生み、怒りは大きな炎となっていく。
その大きな炎は周囲を苦しめるだけでなく、炎を作り出した自分自身も苦しめるものとなる。
そしてやがて燃え尽きる。あるはずのものが失われる。
怒りの業火に焼き尽くされるのだ。

欲の段階で気づく

では、怒りの業火に巻き込まれないためにはどうすればいいのだろうか。
それは、怒りが生じる前に気づくことである。
怒りの前には欲求がある。
その欲求の段階で、欲を持っている自分に気づくことである。
これは簡単なことではない。常にできることでもない。
だが、日々自身の心身の反応に目を向けていくことで、少しずつ気づくことができる。

欲を手放し、自分をいたわる

欲求に気づいたら、それを手放すことである。
たいてい欲求は時間経過とともに落ち着いていく。
安心できる場所で欲求を見つめると、その欲求が自分や他者、社会にとって必要なものか、判断ができるようになる。
自分だけの基準で判断しないことで欲の暴走を抑えることができる。
欲の暴走で得をしないと気づく、それだけで欲を手放しやすくなる。
欲求があることに気づいたら、それは人間として自然な反応で、多くの人も同じように欲求を持っていること、多くの人も同じように欲求で苦しむことがあることを思い出してもいい。
欲が生じていることに気づいたら、欲を観察し手放し、また欲を持っている自分に優しくする。
それが欲を怒りや嫉妬などの強い感情に変化させない方法である。

怒りに気づく

もし欲求が怒りに変化してしまったら。
怒りの状態の自分自身に気づこう。
そして、怒りの状態であることを観察し感情の変化を観察しよう。
それと同時に怒りを抱えることは自然なことで、多くの人も同じように感じるものだという優しい気持ちを思い出そう。
これだけで、怒りの爆発を引き起こすことは確実に減っていく。
嫉妬に対しても同じである。
嫉妬心を抱いている自分を優しく包む。それに合わせてその背景にある欲求にも気づき、そうした欲求に苦しんでいる自分に優しさを向ける。
生きてるだけで苦しい、この世の中で生きている自分に感謝といたわりを向ける。
あまりにも感情が強い場合、うまくできないかもしれない。一時的にしか自分に優しさを向けられないかもしれない。それでも、取り組み続けることで、私たちは確実に自分にも周囲にも優しくなることができる。

自然な心の反応

何度でも言おう。
欲求や怒り、嫉妬は人間の自然な心の反応である。
だからそれを自分や他者が持っていても責めることはできない。
欲求、怒り、嫉妬に気づいたとき、私たちにできることは優しくそれに気づき、手放すこと。
見返りを求めずに与えること。
人間である以上、完璧に生きることは不可能だ。
ときには強い感情に巻き込まれることもある。
だが、気づき、手放していき、自分や他者に優しさを向けるという実践を意識することで、感情に巻き込まれによる悪影響を減らすことができる。
それは、弱みや不完全さを抱えながら生きていてもいいという、自分や他者、世界への優しさに満ちた人生に繋がっていく。

参考文献
チャンディマ・ガンゴダウィラ長老 (著)出村佳子(訳)正思惟〈正しい思考:Samma Sankappa〉 : 欲・怒り・害意の手放し方 八正道, Sukhi Hotu
バンテ・ヘーネポラ・グナラタナ(著)出村佳子(訳)ヴィパッサナー瞑想の教科書 マインドフルネス 気づきの瞑想, 徳間書店

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